「AFP」 日本FP協会が認定する日本独自の‘民間国内資格’のことです。試験として「2級FP技能検定」があり、さらに、協会認定の養成講座を受講して、必要な課目、単位を履修しなければなりません。協会に正会員として登録後、資格取得ができます。つまり、試験と認定研修の2つがクリアできで、始めて取得できるものなのです。さらに、登録後は2年ごとに資格更新のための受講義務があります。 一度取得してしまえば、そのままずっと保持できる国家資格の「FP技能士」と違い、定期的に更新受講を受けることで、ファイナンシャルプランナーとしてのスキルアップ、高い質を保つことができるという魅力があります。AFP合格者にはファイナンシャル・プランニング技能士2級も与えられます。 「CFP」 日本FP協会が認定する‘民間国際資格’のことです。もともとは1972年にアメリカで創設されました。アメリカCFP資格認定委員会との業務提携で導入された国際ライセンスです。AFP資格取得後、1年以上の実務経験とCFP資格審査試験に合格し、日本FP協会に登録する必要があります。もちろんAFP同様、2年ごとの更新が必要です。 FP技能は高度ですし、後進の指導をすることができます。海外でのFP業務も可能です。 AFPより、さらにレベルアップした、CFP。FP技能士と両方取得すれば、鬼に金棒、世界中に活躍の場が広げることができます。 ファイナンシャルプランナー資格試験の学習を始めるにあたって、どの資格がいいかは、それぞれの事情で変わりますが、基本的にAFP、CFPは評価が高い印象があるので、職業としてお客様の相談を受けたり、実際にプランを立てるなど、ファイナンシャルプランナーとして独立するのなら、取得しておくべきでしょう。 上級を目指すことも大切ですが、自分がどの程度知りたいか、どの程度勉強したいか、どういうスタンスでファイナンシャルプランナーとして活動していくか、によって目指す資格が違ってきます。自分に合った資格を把握し、学習していきましょう。 |